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2020/03/27

実践プラン4 南⼭形地区再発⾒の「講座」開設

| by kanri1
第3回講座「⾼瀬助次郎著-百姓⽣活百年記巻弐- 発刊に寄せて」

 今年度は3回の講座を実施しました。⾼瀬助次郎さんをテーマとするのはこの講座で2回⽬でした。前回は、農業者としての⼟地改良事業の先駆者、考古・郷⼟史研究者、そして近代農⺠⽣活・暮らしの考察者を語るシンポジウム、「百姓⽣活百年記」巻壱発刊を受けての講座でした。「南⼭形⾵⼟記」や「南⼭形物語」を系譜とする著作経緯や⺠俗研究としての評価などその輪郭を辿り、その詳細に記録された⾝近な内容に驚かされました。


 そして、今回は、前回に続き⼭形県⽴博物館友の会副会⻑である市村幸夫さんより、巻弐に記された明治末期から⼤正・昭和にかけた内容を中⼼に、他地⽅に残る写真・記述スライドによる⽐較を交え、その時代に⽣きた著者の視点を評論・解説していただきました。この本の特徴は、「⽣きた⽂明・庶⺠史」として、学校、鉄道、道路、電気、乗り物、戦争、農作物⽣産の道具、そして⼤⽕や震災までを農⺠の⽬で、こと細かに「百姓の⼼」を書き残しているところです。


 ⼀つ⼀つの項⽬に溢れる農業と郷⼟への誇り・思いは、次世代へ引き継ぐ「⼭形の宝」であり、刊⾏に携わった⽅々に感謝するともに、より多くの⽅にこの著作に触れていただきたいと思います。


 また、次年度も南⼭形に眠る貴重なお宝の再発⾒や保存に向けて有意義な会となるよう計画しているところです。今後ともどうぞよろしくお願い致します。


16:11 | 実践プラン4