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2019/10/16

実践プラン4 南山形地区再発見の「講座」開設

| by kanri1
須川の埋没林保存に向けて・・・

 埋没林保存をテーマとする講座は、仙台「地底の森ミュージアム」探訪(2016年)を皮切りに、昨年、一昨年と専門家を招きシンポジウムを開催しました。昨年は、鼎談のまとめとして、具体的な保存に向けた検討委員会の設置が提案され、今年度、山形の宝事業から派生した「須川氷河期の埋没林対策委員会」が始動しました。

 7月20日(土)開催のフォーラムは、その対策委員会の意向を踏まえ、参加者による意見交換を重視し、地区全体の「埋没林に寄せる熱い思い」を語り合う交流型の形式で開催しました。特に開催案内のチラシは、カラー印刷で、未来に向けた保存を呼びかけるとともに、「貴重な自然遺産・埋没林」の啓発イラストを掲截し、南山形地区全戸配布としました。当日は、県教育庁からの来賓2名を含め54名に参加いただきました。
 3部構成による第1部では、山野井徹山形大学名誉教授から「埋没林は宝か」という問いかけで講話が始まり、埋没林の魅力と存在意義に、参会者は興味深く耳を傾けました。
 第2部では、「かけがえのない貴重な宝」として、理解を深め広げてきた9年間の保存活動の記録をスライドで辿り、また、河川整備も含めた行政への要望活動が紹介されました。
 そして、注目の第3部の意見交換では、一部掘り出しによる公的施設保存方法の提案や地区全体の野外ミュージアム構想が提案されました。
 参会者からは、「行政に働きかけて早急に保存すべき」との声や、「埋没林を象徴としながら太古へさかのぼれるエリアの設置」や「南山形の誇るべき史跡や記念物による地域おこしを進めることで、地区全体の気運を高めることが必要」などが語られました。これまでの講座から一歩踏み出した有意義なフォーラムとなりました。

*****今後の予定*****
講座講師
日時・会場
第2回
 「羽州街道を巡る」
 ―南山形地区の羽州街道―

梅津 保一氏
(山形県地域史研究協議会会長)
9月7日(土)
13:30~15:00
南山形コミュニティセンター
第3回
 高瀬助次郎著~百姓生活
  百年記 巻弐~発刊によせて

市村 幸夫氏
(山形県立博物館友の会副会長)
11月9日(土)
13:30~15:00
南山形コミュニティセンター

15:19 | 実践プラン4