創生プロジェクトについて
異世代交流と地域活性化
東北文教大×南山形地区 地域の魅力を再発見

南山形地区には、2万年以前の氷河期時代の「埋没林」や、津金沢地区の県指定「大スギ」の巨木・オサヤズ地区のエドヒガンの古木など、古くて豊かな自然があります。
また、縄文時代の前田遺跡、弥生時代の沢田遺跡、奈良〜平安時代の条里制遺構、県指定の谷柏古墳群もみられ、近世は最上川舟運と羽州街道の交通の要衝でもありました。そこには、切実な祈りと信仰、それに基づく庶民の芸能なども生まれ、先人たちの積み上げてきた歴史や文化には実に奥深く味わい深いものがあります。このような当地に根づく文化財(文化資源)を積極活用した地域振興策を大学と南山形地区が共同実践し、新しいかたちの地域連携を目指すことを目的として、この事業を始めます。
 
 
実践プラン1 
 
「2万年の歩みを刻む南山形を知る・楽しむ」

(1)「南山形の自然・歴史野外ミュージアム」構想=学びと観光によ地域活性化
  • いくつかの周遊コース策定、下草刈りや案内・説明看板設置等に取り組む
  • 地区民の学びや近隣小・中・高校生徒の総合学習・地域学習などに役立てる。
  • 大学運行バスによる周遊とガイドスタッフ(地区民・学生)による現地説明を行う
  • 郷土の食文化とかかわらせる工夫(昼食「ミュージアム弁当」等開発の検討)
  • 地場産業たとえば黒沢温泉旅館(宿泊・休憩)、シベールなどとの連携を検討する
  • 地区外への広報活動(JR東日本「小さな旅」申し込みなど)
  • その他、参加者・観光客を呼び込む手だての工夫をはかる
(2)当事業周遊コースに組み込むもの
  •   ◆氷河期の埋没林の保護・普及活動
  •   周遊コースに組み込みつつ、今後いかに保護・普及活動に努めるかを検討する
  •   ◆絶滅危惧種「オキナグサ(翁草)」の栽培・普及活動
  •    「南山形地区の花」とすべく花壇栽培のさらなる拡大をはかる
  •    「茂吉が詠んだオキナグサ群生の里」構想を推進する(散策路などの策定)
 
実践プラン2
 
「南山形地区ガイドマップ」作成・出版事業」
(1)既刊の『南山形ふるさとの歴史』『風土豊かな恵みの里』などの成果を踏まえ、それらを要約した内容、さらにあらたな要素を加えた内容とする
 (2)写真・イラストなどを盛り込んだ手軽なハンドマップを目指す
 
実践プラン3
  
「DVD「南山形地区物語(仮称)」作成・上映活動」
(1)南山形地区の自然、歴史・文化編または春・夏・秋・冬の各編の構成とする
(2)「大明神堰」(天保4年の「一夜掘り」)の題材を組み込む  現在も南山形旧六ヵ村の広大な田んぼを潤す重要水路として取り上げる
(3)実技研修・講習会等を開催する
 
実践プラン4
 
「南山形地区再発見の「講座」開設事業」
 a.「大学・地域の連携講座」(出前講座) 
  (1)内容:東北文教大学教員による講義または演習(「地域」を主たる題材とする) 
  (2)目的:南山形地区民、地区内小中高校教職員などを中心とした学習の場とする
  (3)会場:南山形コミュニティーセンター
  (4)日時:土曜日午後か夜(または日曜日)
  (5)回数:単年度ごと5回程度
 b.「南山形の自然・歴史野外ミュージアム」ガイドフタッフ養成講座  
  「野外ミュージアム」ガイドスタッフ養成のための講座(単年度ごと5回程度)
 
実践プラン5
 
「谷柏田植踊(中断中)の復活・継承事業」
(1)可能性をめぐり保存会会長や関係者と協議を進める
(2)学生と保存会・地区民による合同の復活・継承活動を試みる
(3)復活後は成沢田植踊や西山形田植踊などとの合同公演開催を目指す